ブルーリボン賞 授賞式☆2012/02/15 05時32分

行ってきました☆ブルーリボン賞授賞式
生☆竹野内さん…もう、夢のような時間でした。

ブルーリボン賞はサンケイスポーツなど在京スポーツ7紙の映画記者で構成する「東京映画記者会」が主催する映画賞です。

最初に主催者である東京映画記者会の記者さんから、ご挨拶があり、この「ブルーリボン賞」の歴史・趣旨が紹介されました。
ブルーとは青い空の下で取材する記者を象徴し、受賞者にモンブランの万年筆と青いリボンを結んだ賞状が贈られます。
ブルーリボン賞は1950年に創設され、途中の中断はあったものの、1976年から続いている日本国内でも最も権威のある映画賞の1つとされているそうです(他にはキネマ旬報賞や毎日映画コンクールなどがありますね)。
歴史ある賞ですから、受賞することは映画関係者にとって大きな目標やステータスとなっていますし、竹野内さんが「目標にしていた」ということも納得ですね。

さて、授賞式ですが、進行役(司会)は、前年に主演男優賞、主演女優賞を受賞した人が担当することになっています。今年の司会は、昨年『悪人』で主演男優賞を受賞された妻夫木聡さんと『キャタピラー』で主演女優賞を受賞された寺島しのぶさんです。
私的には妻夫木さんの司会ぶりも楽しみでした。

で、やっちゃいましたね☆妻夫木さん。
最初から作品名や賞の名称を間違えたり、噛みっぱなしでした。
でも、そこは妻夫木さんのお人柄。
ツーンとした印象を与える寺島さんと漫才のような掛け合いになって、
会場の雰囲気が一気に和みました。
時々…いえ☆度々会場から爆笑が♪

作品賞受賞のコメントを求められて
園子温監督が「この映画を撮ったとき、まさかこんな賞を獲れるとは思いませんでした」と、しみじみ語っているのを受けて…
妻夫木さんも感激の面持ちで、
「今、僕も井筒組で撮影してて…大阪で映画を見て…この映画を見て、何もできない絶望感を感じることってあるなと思ったんです。見終わって、爽快感があるわけじゃないんですが…」と。

オイオイ☆妻夫木さん♪これ、どうフォローするん?と苦笑してしまいました。
もちろん、会場は大爆笑。

妻夫木さん☆慌てて「そんなコメントになるほど面白い映画なんですよ」と話して、またまた爆笑を誘っていました。
愛すべきお人柄ですね☆妻夫木さん。
最後に、舞台の袖(裾と違います(笑))に下がるときに、ファンらしき方から「のび太さ~ん♪」と声をかけられ、てへへ…と笑顔を返すお姿も好感度up
作品賞(『冷たい熱帯魚』)、外国映画賞(『ブラック・スワン』)、特別賞(原田芳雄さん)、助演男優賞(伊勢谷友介さん)、助演女優賞(長澤まさみさん)が紹介され、
いよいよ主演男優賞…。

お髭竹野内さんの登場とともに会場からどよめき。
ダークスーツをさり気に着こなし、
少し伸びた髪。
はぁ~☆素敵オーラにため息。
当たり前ですけど、スーツ姿が決まっています。
健吾の時、それから7月のイベントの時より、少しふっくらされているような…
でも、表情は少しお疲れのようにお見受けしました。
表彰状が読み上げられ、真摯な面持ちで聞き入る竹野内さん☆
紫陽花でしょうか、ブルーの花をあしらったブーケが渡され☆
さぁ、受賞のコメントです。

竹野内さんは「憧れの名優の方々が受賞した賞を頂き、今でも信じられません。この映画は、平山監督、Garry Waller監督たちと2ヶ月間タイでロケをして(スタッフと)苦楽をともにしました。このサイパン戦は95%以上の戦死率なんですね。……日本を守ろうとした人たちの魂と誇りを忘れてほしくない一心で演じまいした」と、静かにそして力を込めてお話しされました。
それから、この映画を撮り終えた後に、お会いした朝倉さん(47人の中で存命されている方)から、「亡くなった仲間にもこの映画を見てもらいたかった」と、言葉を頂いたことを紹介されました。
竹野内さんは「この作品に出会えて、賞を貰える。この作品を残せたことは、私の役者人生のなかでもで天命と言っても過言ではないくらい意義のあることだと思っておりましたので、心から感謝しております。この作品をこのように評価していただいたことに感謝しています」と語られました。

天命の作品」…重みのある言葉で、映画『太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男~』にふさわしい言葉ですよね。
そして、寺島さんや妻夫木さんに来年の司会の件を尋ねられると、竹野内さんは「司会?…進行できないかも…」と困った様子。そして「あんまり人前に出るのは得意じゃないから…」と言葉を続けると、妻夫木さんから「今も人前ですよ」と突っこみが入り頭をかいていた竹野内さん。
来年の授賞式が楽しみです♪

写真撮影の時には、「竹野内さ~ん♪」と呼ぶファンの声に応えて、手を振ってくださいました。しかも、愛菜ちゃん的両手お手振りも照れ笑いしながら披露してくださいました(笑)。
(皆さん☆照れくさそうに笑いながら、愛菜ちゃん的両手お手振りをしている竹野内さんを想像してみてください)


すべてのセレモニーが終わり、皆さんが舞台袖に引かれるとき、黒いお洋服の少しぽっちゃりしたオバさま。何を思ったか、タタタ~と舞台そばに行き、竹野内さんにプレゼントをお渡しになったのです。
それを見ていた私と友人は唖然
あんなのあり?
でもね、竹野内さんはその方の呼びかけに立ち止まって、受け取ったのですよね。
で、握手までされて…。
懇意にされているファンなのかもしれません…。老舗ファン?
でも、ちょっと…と思ったkinakoでした。
あの最後の一瞬の出来事で感動が台無しに…。
しかも竹野内さんのファン(らしい方)の行動であるだけに…悲しいし、残念でした。
(あ、これは決して、嫉妬で言っているのではありませんよ)

他の受賞者さんのことも少し…。
長澤まさみちゃん☆素敵でした。
もともと背が高い長澤さん、ヒールのパンプス、マイクロミニのワンピ。
素敵すぎる脚線美でした。
お顔も小さくて、きれい。キラキラしていましたね♪
友だちと、ショートの方が似合うよね~☆なんて言いながら、見とれていました。

芦田愛菜ちゃん☆テレビで見るよりも可愛い。
『阪急電車~』の撮影の時も、何度かお目にかかり可愛い~☆と思っていたけど、
本当に妖精みたいでした。

永作さんも一昨年お子さんを出産されたとは思えないくらいスレンダーでお綺麗。
女優として華のある方だな…と思いました。
また、コメントも素敵でした。
以前、助演女優賞を受賞されたときに、司会がしたいから次は主演女優賞を獲る…と仰っていたそうです。その時のコメントについて尋ねられたときに、永作さんは「前の年に受賞した人が司会をすることで、昨年どんな作品が話題になったかなど、次の年に繋がっていくシステムが好き」とお話しされました。
素敵女優さんな永作さんです。
そして、来年の授賞式のお二人の司会が楽しみです♪
(授賞式の画像はoriconから拝借しました)
1時間の授賞式はあっという間に終わりました。
素敵な時間…感謝!!感謝!!です。

会場内はもちろん写真撮影禁止でしたので、ロビーのお花を獲りました。
竹野内さんへのお花が一番多かったのは言うまでもありません♪
(『太平洋の奇跡~フォックスと呼ばれた男』スタッフさんから)
(テレビ朝日)
(共同テレビジョン第1制作部)
(TBSテレビ編成部)

コメント

_ みき ― 2012/02/16 12:08

kinakoさん、またまたこんにちは(^-^)
授賞式の記事、本当に!ありがとうございます!!
素晴らしい記憶力と文章…改めて感謝感激ですm(__)m
スポーツ新聞は、おっしゃる通り愛菜ちゃんで…唯一録画したZEROは30秒ほど。お陰さまで会場の雰囲気や緊張感を、しっかり感じました。竹野内さんを見つめながら、一生懸命メモって下さって…こんなに素敵なblogに…凄いです。
沢山の写真も、とっても嬉しいです。

p.s 映画館のチケット売り場で「麒麟の首」と言わないように、気を付けたいと思います(笑)。

_ kinako-kinako ― 2012/02/16 12:34

みきさん☆こんにちは。
コメありがとうございます。
blogを続ける励みになりますo(^▽^)o

授賞式には竹野内さんのご家族もお見えになっていて、お母様はとてもお喜びのご様子でした。竹野内さんご本人はもちろん、ご家族にとっても特別な賞、特別な一日だったようです。

来年はご一緒しましょうね。

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