原作を超えた『Nのために』2014/12/22 23時16分

湊かなえさん原作の『Nのために』も終わってしまいました。

榮倉奈々さんは菅野美穂ちゃんと共演したドラマを観て、どちらかといえば苦手な役者さんでした。でも、研音のチャリティイベントで、気取りのない笑顔、ふんわりとした雰囲気を感じ、素敵な方なんだ…と認識を新たにしたものです。
(どうしても、役のイメージで観てしまいますので……)

素人のkinakoが言うべきことではありませんが、この作品は、榮倉奈々さんの代表作になるのでは…と思うくらい、榮倉奈々さん演じる杉下希美は記憶に刻まれました。
そして、Nたち…西崎役の小出恵介さん。
御子柴や橘恭太郎役の印象が強いのですが、こういう役もできるんだ……と、引き込まれました。
成瀬くん役の窪田さん、安藤の賀来さんが素晴らしかったのは言うまでもありません!!

kinakoにとっては原作を超えるドラマだった『Nのために』。
TBSの底力をみた思いです。
1話からの伏線もきちんと回収されていて、時間が行ったり来たりでも混乱することなく観られました。
丁寧に撮られた画。
何よりも脚本が素晴らしい……と感動しました。

高野さんが何の答にもならないけど…と、安藤に言った
「誰かを守るために無心に嘘をつく人間もおるんですね」。
人間の切なさ・優しさを思い知らされました。

空港での電話。
安藤望のプロポーズを断り、
安藤には、広い世界で羽ばたいていて欲しい、自分もまだこれからだと優しい嘘をつく希美。

母に「こわいんよ」と、やっと言えた希美。
(山本未来さんがこんなに凄い役者さんだとは知りませんでした)

成瀬くんから送られたチケットで成瀬くんのもとに。
成瀬くんのお店の名前がNotreというのがまた感涙でした。
フランス語で“私たちの…”を意味するNotrte

これまでずっと「ひとり」で頑張ってきた「N」たち。
でも、実は彼らは孤独ではなく素晴らしい仲間=“N”たちがいた。
その象徴がこのレストランの名前なのだと思いました。

ふと、このシーンで、野バラ荘のおじいちゃんが西崎さんに「あのふたり(安藤と希美ちゃん)が友だちでよかったね」と言った言葉を思い出し、落涙。

限りなく美しい景色。
この上なく優しい成瀬くん。
罪の共有から始まったふたりの時間。

目の前にどこまでも広がる水平線、
成瀬くんと希美が手を取り、抱き合ったシーンが忘れられません。
(そういえば、10年前のローズガーデンの事件の時も、成瀬くんは血だらけになった希美の手をそっと握りしめてくれていましたね)

感動のラストカットでした。
もう一度、原作を読んでみたい…そう思わせてくれるドラマでした。
こういうドラマをまた観させていただきたいな。
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『Nのために』 TBS、2014年10月期ドラマ
☆☆☆☆☆

素敵だった『素敵な選TAXI』2014/12/21 22時22分

竹野内さん主演ドラマ『素敵な選TAXI』も終わっちゃいましたね。
撮り貯めていたものを、やっと見終わりました~☆

まさか枝分さんの本職が床屋さんだったとは…(驚愕)

最後に花屋さんで頑張っている彼女の姿を目にし、
「彼女の3か月を無駄にできない」と、戻らない選択肢をした枝分さんにホロリ。
そして今までの選タクシーのお客さんたちの映像がフラッシュバック……。
素敵なエンディングでした。

1話完結に見せかけて、実はものすごくちゃんと計算された一つのドラマだったんだなぁ…と、最終回を見て納得しました。
続編があってもおかしくないような終わり方でしたが、これはこれで全10話で見事な一つのドラマとして完成されていて、本当に面白い連続ドラマでしたよね♪

実は、1話を見終わったとき、あれ?竹野内さんってこんな演技???と思ったのです。で、翌水曜日が忙しいこともあって、録画視聴…それも貯めて。
でも、最終回を観て、最初に感じた違和感が何だったのか、分かりました。
運転手はピンチヒッターだったのですね!
だから、最初は不慣れでたどたどしい雰囲気を出していたのですね。
「こんな演技だった?」と思って、ごめんなさい。

バカリズムさんの脚本は本当に素晴らしく、続きが観たいな…と思います。
このドラマで、また竹野内さんの新しいお顔が観られました。
やはり、ドラマは脚本が大事ですよね。
バカリズムさんに脱帽です。


バカリズムさん&竹野内さん、
またいつか、関テレに戻ってきてくださいね~♪
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『素敵な選TAXI』 関テレ、2014年10月期ドラマ 
☆☆☆☆

朝尾さんに全部持って行かれた最終回☆『きょうは会社休みます』2014/12/19 23時50分

今期のドラマスタート時、とても楽しみにしていて、嵌って、でも、5話以降はちょっと離脱気味だった『きょうは会社休みます』も、とうとう終わっちゃいました。

最終回は、朝尾さんに全部持って行かれた感が……。
主役の相手役がかすむくらい、玉木さん演じる朝尾さんは魅力的な大人な男性でした。


5話以降、なんだか散漫な感じがしたこのドラマ。
どう決着つけるのかしら……と、不安に思いながら最終回は、久々にリアタイしました。

田之倉くんの送別会&忘年会
二人は一番離れたところに座っています。
このままお別れ?と思っていたら、
勝浦さんが「あれ…今日、田之倉としゃべていないんじゃ??」「挨拶したら…」と、花笑さんと田之倉くんに振ります。
おねえ鮫島さんも「そうよ!仕事の面倒を一番見ていたんだから」と。
戸惑う花笑さん。微妙な顔の田之倉くんと大城さん。
他人行儀な餞の言葉を言う花笑さん。頭を下げるだけの田之倉くん。
二人のかつてのキュンキュンプレースでのこのシーンは、切なかったな。

会社の皆さんと別れ、一人歩く花笑さん。
「花笑さん」と優しく呼びかける田之倉くんの声が聞こえた気がして、思わず振り返る花笑さん。
でも、田之倉くんはいない(涙)

再び歩き出す花笑さん…届いた田之倉くんからのメール
「………
今思い返してみると、オレは無理してました。

花笑さんに喜んで貰えれば、ずっと一緒にいられる。
その一心だけでした。

自分のことを大切にできない人間は、
きっと好きな人を大切にすることなんてできない。
そう思えたのも花笑さんに出会えたからです。

正直言うと、まだ心のどこかで、花笑さんのこと整理できていません。
でも、きっとこれからの時間がいろんなことを解決してくれると思っています。
花笑さん、これまで本当にありがとうございました」

花笑さんが好きすぎて、かっこつけていた田之倉くんの正直なメール(涙)。
不覚にもkinakoの涙腺が崩壊してしまいました。

最初の頃、花笑さんに恋愛モンスターなんて言われていたけれど、
田之倉くんは一心に花笑さんのことが好きだったのね。
花笑さんが自分の年齢を気にしすぎていたように、田之倉くんもまた、自分の若さをもどかしく思い、プレッシャーに感じながらも花笑さんの思いに応えようと「結婚」に振り回され、自分を見失っていった…。

そのことを、朝尾さんに気づかされ、
元カノの戸崎さんに指摘され、
花笑さんに突きつけられ…。

田之倉くんからのメールを読んだ花笑さん、朝尾さんのところに向かいます。
(このとき、なんで朝尾さんところに行くのよ!と思ったkinakoです)

「朝尾さん…私…」

はい!!ここですき家のCM。
えっ!! まさか…「好きや」って言うの、花笑さん??

だって、このドラマ、ラブコメですもの(苦笑)。

いや、マジでこのタイミングでのすき家のCMはやめて欲しかったわ(笑)。

でも、花笑さんがちゃんと自分の気持ちに向き合って、朝尾さんにお断りしてくれて良かった(はい! この作品で、例え田之倉くんがきちんと描かれていなくても、kinakoは田之倉くん推しです。いえ、ホントは福士くん推し…なだけです(笑))

花笑さんは総合職へ…とキャリアアップを決め、
田之倉くんは交換留学生としてアメリカへ。
瞳ちゃんと加々見くんはめでたく結婚♪


瞳ちゃんたちの結婚式の日、
田之倉くんが来るのでは…と、ソワソワしている花笑さん。
大城くんが今日出発だと教えくれます。

会いたいのに、行動できないこじらせ女子・花笑さん。
またもや朝尾さんが背中を押してくれます。

ただの重たいママチャリ化した  電動自転車を必死に漕いでバス停に向かいます。

バスに乗り込もうとしている田之倉くんの背中に呼びかけ、
振り向き、驚く田之倉くん。

「もう、解決しちゃった? もう時間切れ? 私のこと、とっくに解決しちゃった?」と、田之倉くんに聞きます。
「…解決…してない」と、答える田之倉くん。
じゃあ、待っててもいい? 帰ってくるの、待っててもいいかな?
「最初に言ったじゃないですか。……花笑さん…きっとオレのこと好きだって」
(あら?「これから先、花笑さんと別れるっていう選択肢、オレにはないから」じゃないのね…)

ハグして、
待ってて。1年で帰ってくるから」と、田之倉くん。
よく言った、花笑さん&田之倉くん!!

このドラマ、花笑さんが「待っててもいい?」と聞ける、そして「待てる」ようになるまでを描いたドラマだったのね。

どうして花笑さんがそこまで結婚に拘り、焦るのか…分からなかった。
朝尾さんが「一緒に夢に向かって歩いてくれる人。そして時々背中を押してくれれば…」と、教えてくれたのに、
結婚することばかりに拘り、
田之倉くんの夢に伴走しようとしないのか、分からなかったのだけど、

田之倉くんにやっと言えた「待っててもいい?=待てる私」になるまでを描いた花笑さんの成長物語だと考えれば、何となくこの全10話が理解できました(← ホント?(笑))。

そして、花笑さんを待たせるわけにはいかない……と、花笑さんを思う余り、自身をがんじがらめにしてしまった田之倉くんが、時間をかけ、自分と向き合い、やっと花笑さんに言えた「待ってて」。

お互いの気持ちを確認し、バスに乗った田之倉くんと見送る花笑さん。
走りながら笑顔で手を振る花笑さん。
清々しくて素敵でした。

1年後、
「今日は、会社休みます」と課長に電話をして、
両親に驚かれ
空港に田之倉くんを迎えに行く花笑さん。
田之倉くん、なかなか現れません。
槇原さんの「fall」が流れ、曲に合わせて踊るアニメ・守。

バッグからメガネを取り出しかける花笑さん。
「ただいま…」
「お帰り…」
はにかむ二人がもう最高です。

田之倉くん、アメリカに行って分け目が変わったのね。

「行こっか」
(あ、ここはやっぱり「ラーメン、食べに行きませんか?」が聞きたかったな(笑))

しばし花笑さんを見つめ、手を差し出す田之倉くん。
もう以前のようにさっと花笑さんの手を取ったりしません。
花笑さんが自分の意思で田之倉くんの手を取るのを待っています。
手を繋ぐ二人。


「青石花笑、31歳。元彼と2度目の恋が始まる」
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このドラマ、週の半ばに頭を空っぽにして観るには楽しめるドラマでした。
花笑さんのご両親(高畑さん&淺尾さん)も素敵でしたし、お二人のシンクロする演技に笑わせていただきました。
マモちゃんにはホントに癒されました。
マモルの演技は助演男優賞ものだと思います(キッパリ↑)


課長や大城くん、瞳ちゃん、加々見くんはじめ会社の人たちの描き方も面白かったです。
(どうでもいいことだけど、帝江物産では総合職になると、パソコンはデスクトップからノートに変わるみたい(笑))

一華さん親子もブッシーさんも素敵でした。

でも…肝心の花笑さんと田之倉くん、特に田之倉くんの描かれ方が…(ブツ・ブツ…)。
あまりにも台詞をそぎ落としているので、田之倉くんの心の動きが伝わりにくい。
穏やかな眼差し、花笑さんを愛おしげに見つめる眼差し、子犬のような悲しげな目…そして、声は魅力的だったけど、
二人の会話も表面的なものばかりだったし…。
kinako的にはそこがちょっと残念でした。

でも俳優さんたちは素晴らしかったと思います。
花笑さんが田之倉くんの寝顔を愛おしそうに見つめている姿には胸を打たれました。
田之倉くんが花笑さんを呼ぶときの声とトーン。
あんな風に呼ばれてみたい(無理だけど(笑))。

爽やか笑顔も素敵すぎます。
特に、4話の、花笑さん実家階段で花笑さんに向けた笑顔がいじらしく、そして素晴らしかった……。

福士さんが演じることで、花笑さんに一生懸命な年下彼の純粋さともどかしさ、そして朝尾さんに対するときの、若さが全面に出ている感じが良かったと思います。

何よりも、二人でいると、二人の視線が交わると、自然に笑みがこぼれてくる花笑さんと田之倉くんの空気感が素敵でした。
2ヶ月半、キュンキュンをありがとうございました。

福士蒼汰さん。
彼の持つ若々しさ、清々しさは何ものにも代え難い財産だと思います。
その財産を活かして、これからも俳優としての幅を広げ、深めて行かれるのだと思います。今後も楽しみにしています。

あ~でも、もう一度、福士蒼汰さんの田之倉悠斗を観たいな。
もちろん、すべて同じキャストで。
違う脚本家さんで。
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『きょうは、会社休みます。』 日テレ、2014年10月期ドラマ
☆☆☆

上戸彩ちゃん@『昼顔』最終話2014/09/26 21時25分

上戸彩ちゃん主演の『昼顔』の最終話。
心が痛かった…。
罰を受けた姿を見せつけられるのではなく、
罪を償う……内発的な生き方を観たかったな…。

引き離されるとき、あんなにお互いの名前を呼び叫んでいたのに(もっとも紗和ちゃんは「先生!」だったけど)、
弁護士事務所では一転して、遊びだったと…。
俊介さんや慶子さん、乃里子さんたちがその言葉を信じたとは思えないし、
何よりも発した当人や相手の心を剔る言葉、それまでの思いや時間を貶める言葉になってしまった気がします。

後に、北野先生は生徒たちへの言葉として「離れても相手の幸せを願い続けることこそが、人にとっての愛」と言っていましたが、
やはり、紗和にもきちんとそういう思いを言ってほしかったですね。
最後の最後に、向き合うことのできなかった、向き合うことを許されなかった紗和ちゃんと北野先生。

北野先生は、あの状況で、致し方ないとはいえ、紗和ちゃんを突き放して、それでも紗和ちゃんに幸せな時間がいつか訪れると思えたのでしょうか。

一瞬でも会ったら、乃里子さんに毎月30万円を死ぬまで払い続けることなんて、できません。
紗和ちゃんにはそこまでの経済力はありません。
同じことを俊介さんも北野先生に要求できるはずですが、さすがに言わなかったですね…。






真菜ちゃんが利佳子さんに言った「主婦として戻るのなら許してあげる」。
その言葉の残酷さと、それを言ってしまう真菜ちゃんの心の傷の深さを思い心が凍りました。

家庭には主婦や母親、時に妻は必要だけれど……と突きつけられた感じ。

俊介さんが抜け殻になったかのような紗和ちゃんを目の当たりにして、
離婚を決意し、
「一番近くに居る人の心が……」と話すシーンに、あ~この二人は確かに「夫婦」だったんだと涙しました。
俊介さんが初めて紗和ちゃんとの心的距離も物理的距離も縮めようとしていたし、ハムミになぞらえて「遅いんだよな…」と呟く姿に「夫」を見ました。

お姑さんと紗和ちゃんとの別れのシーンも胸が詰まりました。

最後の最後に、乃里子さんの言葉を遮って、北野先生が微笑むシーン、北野先生の穏やかな笑顔に、
「結局男は家庭を捨てないが、女は家庭を捨てる」という利佳子さんの台詞を思い出してしまいました。

それまでの生活を取り戻すこと、そのことが罰であるかどうかは別として、したたかでないとそれまでの生活を取り戻すことなんてできないのだと、心がザラッとした嫌な瞬間でした。

11話全部見て、彩ちゃんのファンである私は、紗和ちゃんと北野先生の不器用なやりとりにキュンキュンしていたけれど、
結局、一番ピュアだったのは画伯だった気もします。
利佳子さんのことを愛していたし、理解してた画伯。
利佳子さんも画伯を愛し、画伯を理解していたからこそ、彼に諭されお家に帰っていった気がします。
この二人は、何年か後、子どもたちの理解を得て、二人で生きていくこともありかな…と思えます。

誰も幸せにはなれなかった、kinakoにとって後味の悪いドラマでしたが、
それでも、画伯が左手で懸命に利佳子さんの顔を描いている姿には未来を感じました。
何もかも失ったのではない…と救われる思いでした。

北野先生は紗和ちゃんに惹かれてはいたけれど、紗和ちゃんのことを理解していたかどうか分からなくなりました。
でも、少なくとも北野先生は乃里子さんのことは理解しています。
乃里子さんの志向を理解し、思考や行動が予測できています。

最終話を観るまでは、
最終話のラストで何年か後の二人の生活、
子どもが居て、
「罪」を償いながらも二人でしっかり生きていく…
そんなラストを予想・希望していました。

kinakoは「不倫」容認派でも否認派でもありませんが、
紗和ちゃんと北野先生の幸せなラストを…と願っていました。
その希望は見事に打ち砕かれましたが、
続編やSPは望んでいません。
あのような結末であった以上、その後の二人を見たいとは思いません。

紗和ちゃんの放火が未遂に終わった時、
私が放火したんですと言い続ける紗和ちゃんに
刑にならない罪は 自分で償うしかない」と言った言葉。
顔も出ない役者さんのこの台詞が、これからの紗和ちゃんの人生を示唆している気がしました。

上戸彩ちゃん☆大変な役を演じきられ、お疲れ様でした。
綺麗可愛い紗和ちゃんを観させていただき、ありがとうございました。

斉藤工さんはいつか桐谷さんとがっぷり共演してほしい…と思っている俳優さんです。
できれば社会派ドラマで♪

上戸彩ちゃん@ドラマ『昼顔』2014/09/25 21時34分

日中は太陽さんが頑張っているけれど、朝夕はめっきり涼しくなったkinako地方です。
日毎に、日も短くなって……何だかもの悲しくなります(-_-)

7月期ドラマも次々と最終話ですね。
今期視聴をしたのは、『ペテロの葬列』、『若者たち2014』、『昼顔』でした。
もちろん録画して、隙間時間での視聴でしたが、唯一、『昼顔』はリアルタイムで観るよう、時間を工面しました~♪

大好きな上戸彩ちゃんが主演だから♪
吉瀬さんも『ギルティ』の頃から素敵♪と、思っていた女優さんだし、北村さんは10代の頃の彩ちゃんとの共演作品が多かった俳優さん。
脇を固める高畑さん、ほうかさん、鈴木さん…そうそうたる顔ぶれなので、観ちゃいました(笑)。

結果、細やかな演出に心を掴まれました。すっかり嵌っちゃいました(笑)。
綺麗可愛い彩ちゃんにすっかり魅せられ、
不器用な二人(裕一郎さんと紗和ちゃん)にキュンキュンしちゃいました~(笑)。

上戸彩ちゃんが演じた梨沙や芭子に次いで好きな役かも…。

第5話のこのシーン、彩ちゃんの表情の変化が見事でした。
吉瀬さんもとってもお綺麗!!


10話では…
こんな二人の表情に思わず笑みがこぼれたり

湖畔のシーンでは紗和ちゃんの
「好き 大好き 全部好き 愛おしいよ」になぜか涙がこぼれたり






そのあとのちょっとした口げんかに
中学生か!!と突っ込みを入れたり、

そして、北野先生が
「紗和ちゃん 一緒になろう」
「格好いいこと言えないけど ずっと一緒にいたい」
と言うのを聞いて、紗和ちゃん☆よかったね!!と涙したり、
忙しかったぁ〜。

二人の背景をすっかり忘れさせられてしまっていたkinakoです。


全話を通して、彩ちゃんの抑えたナレーションも良い感じ♪


で、最終話前の今夜は吉瀬さんが数日前にupしていた納豆チャーハンを作りました(笑)。
さて、そろそろ家事を片付けて、TVの前にスタンバイしなきゃ♪

『もう一度君に、プロポーズ』最終話2012/06/23 06時30分

昨夜の『もう一度君に、プロポーズ』最終話、ハッピーエンドでよかったですね。
拡大もなく、ちょっと物足りなさを感じた部分もありましたが…。
ファンですから、欲張りなんです。10分拡大で…、全11話で…と(笑)。

ラストのこのシーン…波留が親になった
あ~ここに太助パパが居たらどんなに喜ぶだろうか…と思ってしまいました。


昨日、一番ウルウルしたのは、波留がもう一度プロポーズする場面ではなく、実母との対面シーンでした。
自分を捨てた母親を気遣う波留。
他人行儀だけど、
冷たい態度や怒りの態度ではなく、どこか優しくて。
太助パパが育てた波留なんだ…と実感しました。
実母の手に目をやる波留。
その眼差しに気づき「結婚しています」と。
お子さんは?と尋ねる波留。
「いません」と応える実母。
どうしようもなかったんだと、15歳の自分にはどうすることもできなかった、宮本夫妻に託すしかなかったと言う実母。
「それでもあなたの幸せを願わない日はなかった」

謝罪する母親に「謝らないで下さい」と。
そして重い雰囲気を変えようと外に誘います。
波留が実母を誘って行った場所は神社。
そこで自分がどう育ったのかをさりげなく話します。
太助と大事な話をしたのはいつもこの場所だったと。
そして自分は太助夫妻のもと幸せに育ったこと
実母を恨んでいないこと…。
そして…
自分はあんな親父に育てられて奇跡だと思っていた。
でもそれは違っていた。奇跡なんかじゃなかった。親父はきっとあなたの気持ちを引き継ぎたかったんだと思います。
だから、ありがとうございます…と。
素晴らしく深い言葉です。

別れ際、波留は母親に握手を求めます。
驚く母
その目を見つめ、握手を促すように頷く波留
躊躇いながらもその手を握る母。
「大きい手…」と。
そして宝物を包み込むように両手で波留の手を握ります。

いつか親父みたいな父親になりたいと思います…と波留。
もう、この辺りで涙が止まりませんでした。
波留が親になることの躊躇いを超えた瞬間。
太助パパがこの言葉を聞いたらどんなに嬉しく思うでしょうか…。

不器用で優しく
明るくて能動的な波留
楽しい職場の仲間に恵まれ、支え支えられ、
波留を慈しんだ太助パパはその心に生き続け
実母との関係も結び治すことができ、
可南子さんとの関係もまた前に進みました。

波留が可南子さんに言った言葉。
「一つ提案していい?」
「敬語はやめない?」
「せめて名前で呼んでほしい」

このドラマのステキな所は、このような何気なくてかつ大切な言葉をさらりと織り交ぜているところだと私は思っています。
言葉遣いは心遣い…と言われますから、
親しい間柄には普通、敬語は使いません。
丁寧に喋ることはあっても…。
だから、波留は可南子さんが病気になって以来、
可南子さんの波留に向けられる言葉遣いにさみしさを感じていたんだと思います。
それを一番実感したのは、谷村家での夕食のシーン。
元彼の一哉さんにはタメ口の可南子さん。
自分には丁寧で他人行儀な言葉遣い。
可南子さんにとっては当たり前のことでも、その言葉遣い、会話の内容に疎外感を感じていたと思います。

言葉一つで心的距離が広がったり縮まったりします。
波留はやっと可南子さんに言えたんですね。
敬語はやめよう
せめて名前で呼んでほしい…と。
言葉って本当に大切です。
それを改めて実感させられた、ドラマ『もう一度、君にプロポーズ』でした。

波留の周りはステキな人が集っていました。
ミズシマオートの仲間。
何気ない言葉に波留が触発されたり…
ステキな化学反応を起こす職場でしたね。
最終話の桂ちゃんの「自分の可能性を信じて」という言葉にも勇気をもらいました。

私も、何かと不満を口にしてしまいますが、
人を変えることはできないけれど、自分を変えることはできる…。
このドラマの人たちがそれぞれ前を向いて生きているように、
私自身も前を向いて生きていくことができれば…いいな。


波留…普通の人の優しさ☆強さを演じきった竹野内さんに脱帽です。

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今日、東京から帰ってきてリピしました。
で、やっぱり上野のあの場所は一緒だったと確認できました。
局も違うけど、ロケ地が一緒というだけで嬉しくなる相変わらずの流れ星症候群な私です。
そして…「せめて名前で呼んでほしい」と、健吾に言ってほしい。
梨沙の健吾呼び聞きたい…と、切に願う私です。

梨沙が健吾を見失った場所。

裕樹が波留に「ありがとうございました」と言ったシーン。
いずれも上野の同じ場所です。

『もう一度君に、プロポーズ』第9話2012/06/16 09時42分

昨日の君プロ、太助パパの愛情がヒシヒシと伝わり、心に染み入りました。
太助パパと波留のシーンを観る度に、心が洗われます。
これだけで、このドラマに竹野内さんが主演してくださっていることに感謝☆感謝です。

普通の生活がしたい…と退院し、お家に帰ってきた太助パパ。
波留は仕事を休んで一緒にいようとしますが、それは「(俺の)普通の生活ではない…当たり前の毎日、いつも通り生きたい…」と言って、波留に仕事に行くように促します。
自分の残り時間を一番知っているのはご本人ですから、本当は一緒にいる時間をたくさん☆たくさん作りたかったと思うのです。
それでも、自分が旅立った後も生きていく波留のことを思い、波留にもいつも通りの生活をすることを促します(涙)。

毎晩泊まるのか…と波留に尋ねる太助パパ。
俺が死ぬまでか…と言う太助パパに、波留は良くなるまで…と応えます。
そんな奇跡みたいなこと…と言う太助パパに、波留は、いつも太助が波留に話して聞かせた、「九回裏逆転ホームラン」のことを言います。
太助パパは、緒方に失礼だと…。
九回裏逆転ホームランは奇跡ではない。それまでのたゆまぬ努力の結晶だと話します。

裕樹から太助が病気であることを聞き、可南子さんがお見舞いに。
食事を作る可南子さんと
手伝う波留…。
台所から聞こえてくる会話に嬉しそうな太助パパ。
(食卓にクリームシチューが…(笑))

一方、ミズシマオートでは、大変な波留に代わって、車の修理を進めようとしています。愛すべく皆さん♪
社長までつなぎを着ちゃって張り切っています。
波留のステキな職場☆仲間です。

いつも通り、仕事に出かける波留。
振り返って、「ビールを飲んだら母さんに叱られるからな」と、太助に声をかけますが、もう軽口で返す元気はありません。
後ろ髪を引かれる思いで仕事に向かう波留。

太助は死後のことを波留に頼む手紙をしたためます。
お世話になった方々に連絡をしてほしいと。
そこには波留の実母の名前をあります。
太助は、折に触れ波留の様子を実母に伝えていたのですね。
実母からの暑中見舞いの葉書を読んで、太助の波留への思いを感じ、胸が熱くなりました。

たまには親孝行をさせろよ」という波留に、太助は感慨深げに、「お前の口からそんな言葉が聞けるとは…」と。
「いっつも俺の後をくっついて歩いていたくせに…」
「昔は 後ろをみりゃお前がいて、今は前を見たらお前がいる。不思議なもんだなぁ。俺の知らない道の先を、お前はこれから見に行くんだろうなぁ」
「要するに、お前が生きていりゃ それで親孝行なんだよ
と言います。
親の気持ちって、本当に深いですね。
観ていて堪りませんでした。

可南子さんを誘い、修理した車でドライブに。
可南子さんのことを気にかけている太助パパも嬉しそうです。

可南子さんに話します。
誤解しないでほしいんだけどねぇ
別に離婚を考え直してほしいとか
もう一度波留と暮らしてほしいとか
そういうことを言いたいわけじゃないんだけどね
でも これだけは言っておきたいので言いますね。
波留と家族になってくれてありがとうございました。

覚えていなくても可南子さんは可南子さんですから。

社長からミズシマオートを任せたいと言われたことを伝える波留。
お前みたいなマイペースな人間に…と言いながらも、太助パパは嬉しそうです。
体力も残っていないのに、久しぶりにキャッチボールをしたいと言います。
物置にボールとグローブを探しに行く波留。


その間に太助パパは静かに逝ってしまいました。
その瞬間を暗示しているかのようなツバメの巣立ち。

覚悟していた父親の死
その時を迎え言葉が出ない
泣き叫ぶわけでもなく、
顔の表情、
ボールを持ったその指の動き、手の表情
それだけで波留の込み上げる哀しみを表現した、特筆すべくシーンでした。

太助と生きてきた日々を、時間を反芻しているであろう、波留。
猿みたいな赤ん坊
この子を幸せにする…それだけを考えて波留を育て、ともに生きてきた太助パパ。
その愛の深さに、ドラマと分かっていても鳥肌が立ちました。

いよいよ来週は最終回です。

『もう一度君に、プロポーズ』 第8話2012/06/09 20時42分

昨夜の第8話、谷村のお母さんと波留のお父さん…それぞれの親の愛が溢れていて、心に沁みる回となりました。
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前回のラストシーン再現からのスタート。
前回、あまりの辛さで、触れることを忘れていましたが、
この桂と波留のシーン、凄かったと思いませんか?
桂の声のトーンがそれまでと全然違っていて、
波留への思いが溢れていて、倉科さん渾身の演技だと思いました。
以前、『流れ星』の特典映像のインタビューで、上戸彩ちゃんが「竹野内さんとお芝居をしていると、台本を読んでいるときは全然辛くないシーンでも、いきなり心を持って行かれて切なくなることがある…」と話していましたが、まさに、倉科さんにとっては、このシーンが、「心を持って行かれた切ない」シーンだったのでは…と勝手に思いました。

可南子さんの元彼もなかなかナイスなヤツです。
「可南子と別れたことは後悔していないけど、元嫁と離婚したことは ちょっとだけ後悔してんだよ」
「恋人と夫婦の違いってのは 別れてみないとわかんないのかもな」

決して可南子さんの心にズカズカと入ってくることなく、それでも、気遣いを忘れない…。

そして、裕樹にも「波留さん いい人だよ。裕樹と同じくらい」。
なんてステキな元彼。


お父さんが倒れて病院に運ばれたと連絡を受けた波留。
急いで病院に駆けつけますが、お父さんは既に家に帰った後。
家に行くとお掃除をしているお父さん。
心配な波留。
恋の病…などとはぐらかすお父さんですが、波留に泊まっていくよう促します。
理由は、掃除をしたから(笑)。

波留を見上げ「大きくなったなぁ」と。
大助パパの感慨深そうな表情と波留のパジャマ姿に萌えました。
(はい! 確かに大きくなりました。パジャマがこんなに短いです(笑))

「もし、子どもがいたら別の答え 出したのかなあ」と波留。
「もし、子どもがいたらか…そうじゃないだろ。もし、親になることへの躊躇がなかったら、だろ…お前が気にしているのは」とお父さん。

「(実母に)会いたいか?」
「会ってみるか?」
「いまさら」
遅すぎることはないんだぞ、生きてるうちは

「考えとくよ」
「考えとけ」

大助お父さんの波留への慈愛がヒシヒシと伝わってくるシーンでした。

翌日、波留は可南子さんのお父さんのお墓参りに出かけました。
墓前で波留は何を話したのでしょうか?

(またまた『流れ星』で恐縮ですが、『流れ星』でも竹野内さんは墓前でのシーンがありましたね。あの墓前でのシーン、父に詫びているかのような健吾の背中と、その背を見てそっとその場を離れる梨沙が印象的でした。台詞のない、結構長いシーンでした)

日曜日、車の修理をしている波留の応援にやってきたミズシマオートの皆さん。
いい職場、素敵な同僚に恵まれている波留。
桂も、気持ちを一端置き、波留の一番弟子として、車の修理に集中します。
偉いよ!素敵女子だよ、桂。

一方、谷村家でも、感動的な場面がありました。
自分が家に入れているお金を母が使ってくれないことに、むくれている裕樹。
自分が母と姉を支えたいのに…と言います。
一生懸命な裕樹です。
そんな裕樹に谷村のお母さんは「生まれてきてくれただけで、十分支え…」と、話し始めました。
お母さんは、二人がそれぞれの家庭をもったら、この家を処分するつもりだと話します。
(思い出を)捨てるのではなく思出を将来の糧にしたいの…と話すお母さん。

谷村のお母さんも、また素敵な昭和のお母さんです。

ミズシマオートでは夜になっても車の修理が続いています。

社長もやってきて…。
直すこと=生き返らせることじゃない。新しく生まれ変わらせるってことなんだよ」と桂に話します。
過去に戻るんじゃない。別の未来に向かうんだよ」と話す社長の言葉に耳を傾け、何かを思う波留です。

またまたお父さんに呼び出された波留。
可南子さんとの約束もあり、早めに到着してしまいました。
早すぎる…と慌てるお父さん。5分ほど神社で待つようにと言ってドアを閉めます。
あの~お父さん! がチャッ!と鍵まで閉めることはないじゃないですか(笑・笑)

神社での波留。
こんなポーズもス・テ・キ。

お父さんが波留を呼び出して渡したかったのは、
繋がった鯛焼き。
サプライズだと言いながら波留に鯛焼きを渡し、
まだ試合は終わっていないだろう」と。

応援し鯛父がいる…。お前の傍には俺がいる…という気持ちを波留に伝えたかったのでしょうか。

親父の作った鯛焼きは旨い…と嬉しそうに頬ばる波留。

その後ろで倒れてしまう大助パパ。


これまではぐらかしていた病状を波留に告げるときがきました。

ツバメの旅立ちは見届けられそうにないなあ…とお父さん。
ツバメ=波留なんですね(涙・涙・涙)。


もう長くはないようだ…と告げられた波留。
茫然自失です。

『もう一度君に、プロポーズ』も残り2話ですね。
お父さんが言う「親になることへの躊躇」を、波留はどのように乗り越えて行くのでしょうか? 波留のこの実母への心慮が、この物語一つに鍵のような気がします。

来週は波留と可南子さんの関係が少し動きそうです。
でも、予告では「可南子を傷つけて 俺 なにやってんだ」と波留が言っていました。
もう…可南子さんのことは、波留は十分やっています。傷ついています。
そのうえ、お父さんの病気。
どうか、平安な9話を…と願わずにはいられません。

『もう一度君に、プロポーズ』第6話2012/05/26 08時24分

昨日の『もう一度君に、プロポーズ』第6話のタイトルは「別れの時~壊れた絆…ついに夫婦生活に終止符~」でした。
ファンとしては、このタイトルを目にしただけで、ドキドキなんですが…でも、なんか違うんですよね。
タイトルが物語を現していないというか…。単に視聴者の興味を惹くためだけのタイトルを考えたような…。

ちょっと出だしから辛口になってしまいましたが、良いドラマなだけに、WS的なタイトルはやめていただきたい、と思っているファンです(笑)。
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チャイムを鳴らしたのは、社長さんでした。
もちろん、桂を伴っていますが…。
光石さんの演技が何か…いい♪
酔っ払って靴下を脱ぐ演技なんて素。
竹野内さん☆酔っ払いシーンもお上手です。
乱れたシーンは、『星の金貨』などでも結構観ましたが、竹野内さん、実はこういう演技もお上手です。
酔っ払って、
桂に何か話があったんじゃないか…と、ご自分が辛いときでも一番弟子のことを気にかけます。
で、見当違いのエールを送ります。
あげく、居眠り。
眠った波留を見つめる桂にはちょっとドキドキさせられましたが、
何もされなくて良かったよ~☆
波留を見つめる桂の目。大好きサインが満開です(笑)。



社長の夫妻ケンカ。
何十年もこのままだったら…という社長の言葉を聞いて、
フッと考え込む波留。
家に戻り…。
暗くて人気のない家で一人考え込む波留。




一方、お父さんの病気はかなりシビアな状態のようです。
医者に、「息子には自分が言います」と言ったお父さん。
自宅に戻り、文箱から古い手紙を探し電話をかけます。
波留の生い立ちに繋がる方でしょうか?
それとも波留の実母???

ずっとツバメ時計が気になっていた可南子さん。
ミズシマオートにやってきます。
可南子さんがいることに驚く波留。

愛すべくミズシマオートの皆さん。
我がことのように嬉しそうです。
素敵な職場…♪
ひとり桂だけが複雑そうですが…。
ま、桂の気持ちを考えると、仕方のないことですよね。

居心地悪そうにしている可南子さんが、帰ろうとしたそのとき、
進藤が預かっていた結婚式の招待状を差し出します。
宮本波留様
  可南子様…と書かれている招待状を目にして戸惑う可南子さんとそんな可南子さんを見つめる波留。

帰る可南子さんを送っていく道すがら、
可南子さんはツバメの時計のことを波留に訪ねます。
波留は、ツバメは自分自身が塗ったのもので、
それは実の親も育ての親も大事なんだと言いたかったのだと思う…と話します。


その話、私は以前にも聞いたことがあるのか、と問う可南子さんに、
「言ったと思うよ」と応える波留。
「他に私が知っているはずのことって、どんなことがありますか?」と聞く可南子さんに波留は驚きます。
どんなことでもいい教えてほしいと言う可南子さんに、波留は「考えとく。思いついたらメールか電話をするよ」と逸らします。

過去に向き合おうと思い始めている可南子さん。
忘れている過去から可南子さんを解き放すことを考え始めている波留。
二人のすれ違いが、悲しかった(涙・涙・涙)
当然、可南子さんは波留の変化に気づきます。
応えてくれない波留をいぶかりながら、
「じゃあ、時計ありがとう」と言って職場に戻っていく波留の背中を見送ります。

これまでは
「じゃあ、また」だったのに、「また」がないことで、波留の考えていることを視聴者に想像させます。

第4話の感想で書きましたが、このドラマこういう所が本当に上手です。
記憶をなくしたとはいえ、波留の存在を拒絶していた可南子さんの気持ちが、次第にとけていく様をこういう描写で現している…。
可南子さんと元通りの夫婦になることだけを考えていた波留の変化を、こういう描写で現している…。
演出家さんって凄いな。
それを演技で見事に表現している俳優さんたちって、凄いな。

お父さんにメールで呼ばれて実家に行った波留。
お父さんから、何を悩んでいるんだ、話してみろ…と言われ、
俺が戻ろうとしている夫婦って何だろうか、よく分からなくなってきた…と。
お父さん、突然「猿みたいな顔をしやがって」と話し出します。


波留を育てると決めたとき、正直迷いもあったこと、でも、この子を絶対に幸せにやりたいって、そう思った…それが俺の基本だ!
俺の基本は、この猿みたいな赤ん坊を幸せにしてやることだった。
悩む度にその基本に返って、ちょっと進んで…そうしているうちにその猿と酒を飲んでたよ!と話す大助パパに涙でした。

お父さんの話が波留の背中を押した気がします。
波留の出した結論は、お父さんが望んだモノとは違いましたが、
そこは不器用な波留です。

波留の基本は可南子さんを幸せにすること、幸せになってもらうこと…。
店長さんの結婚式に出席して、
自分たちの結婚式がフラッシュバックして、
改めて、可南子さんにとっての幸せな人生とは…と考えたのでしょうか。

ぎりぎりまで、来るかも…と淡い期待を抱いて可南子さんを待っていた波留。
でも、桂に聞かれて、来ないよ。図書館は休みとは限らない…と、ちょっと強がりを言ったりもしました。

この回想に浸るシーンの竹野内さんの表情が結構好きでした。


可南子さんがブーケを持って駆けつけたとき、
波留は自分の決心を伝えようと腹をくくったのでしょうか…。

「可南子のウェディングドレス姿、すっごく綺麗だったよ」と、突然伝える波留。
可南子さんが誓いの言葉にすっごくおおきな声で返事をしたと話す波留。


そして、離婚しよう…と切り出します。

幸せの絶頂期の回想シーンと現実の辛い状況を対比させたカット割りに、涙の量が倍増した第6話でした。
二人の、これでもか…と言わんばかりの心のすれ違いが悲しすぎますね。
可南子さんの気持ちが少し、過去のことや波留に向けられ始めた今、波留はどうして退くような言動をするのだろうか…と、思ってしまいます。
でも、それだけ波留の心が傷つき、そして傷つきながらも愛する可南子さんの幸せを望んでいるからなのかもしれません。
弟くんに自尊心を踏みつけられましたしね。
その上、可南子さんに嘘をつかれちゃいましたし、
元彼がいい人だっただけに、無力感一杯ですよね。

このドラマ、着地点は容易に想像できますが、それでもこれからの展開が気になります。
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と、書きながら、実はこのドラマを観ると、無性に『流れ星』が観たくなるんです。
結婚式のシーンを目にすると健吾と梨沙の結婚式が観たいと思いますし、大助パパと波留の会話を観る度に、健吾は父親とどんな風に話をしたんだろう…と思ってしまいます。
どうやら、私にとって『流れ星』を超えるクオリティをもつドラマはないようです。

『もう一度君に、プロポーズ』第5話2012/05/20 11時17分

一昨日の第5話も切なさ全開でしたね。
それに波留の抱えているモノも見え隠れして…。
このドラマ、ますます深くなっていますね。
丁寧な描写が観る者の想像を掻き立てます。

それにしても、弟くん。
どうしたの?
いくらシスコンでもあのような心ない言葉を発するなんて…(怒)。
波留が言うとおり、可南子さんが決めることであって、
ましてや、可南子さんが幸せだったかどうかと言うことをあなたに言われる筋合いはない。
おまけに、姉には他に相応しい結婚相手がいたと言わんばかりの発言。
いや~ここまで他者を傷つけることを言う人がいるなんて!!!
姉夫婦のことよりも、ご自分のお相手をちゃんとケアしなさいよ!!と、言いたくなりました(笑)。

切なさ全開の波留も、お父さんとのメールのやりとりには思わず笑みがこぼれます。
この笑顔を目にするとホッとします。
波留の生い立ちは複雑そうですが、
波留!!素敵なお父さんの愛情に包まれて育ったんですね♪

同窓会だという可南子さん。何気に楽しそうな空気を感じ、悲しくなったり。
電話で、可南子さんの嘘に何となく気づきながら、気づかないふりをする。
波留…どこまでも切ないです。


可南子さんへの宅急便を迷った末、自分で谷村家に持って行く波留。
箱の中から出てきたのは鳩時計…いえ、ツバメ時計。
このシーンを観て、波留父子にとってツバメは特別なモノなのかも…と思いました。

お母さんに、ご飯を食べていくように言われてもどこか遠慮がちです。
そんなところに、弟くん、元彼を伴って返ってきました。
気まずい雰囲気。
場を和ませようと、懸命に話す波留。
でもね、話題はいつの間にか、可南子さんの高校時代の話になっちゃって…。
波留以外の皆さんで盛り上がってしまうのですよね。
疎外感。居場所がなく、寂しそうな表情を浮かべる波留。
それでも、義母の作った夕食を美味しい・美味しい…と言って食べる波留。
本当は味なんてしなかったんでしょうね。
砂を食べているような気分だったと思います。
もう、泣けてきます。
波留が哀しみを見せまいとすればするほど、観ている私の涙を誘います。
可南子さんもその波留の横顔を見て、いつになくハラハラしています。
波留の気持ちを少し推し量るようになってきている可南子さん。



元彼には見せる可南子さんの素顔。
むくれたりする可南子さん。
それが、また波留の知らない可南子さんなので、波留はいっそう辛くなったんでしょうね。

波留が帰るとき、さすがに可南子さんは気になって送りに行き、嘘をついたことを謝ります。
でも、波留は、気にすることない…と、いつものように優しい言葉をかけます。
これって、返って辛いですよね。
波留にさんざん気を遣わせて、
その波留を傷つけて、
それでも波留は怒るどころか、労りの言葉を発するわけです。
責められる以上に辛いですよ。
だから、可南子さんは波留の背中を見送って泣き崩れてしまったのでしょうね。
可南子さんからすると、文句の一つでも言ってよ!という心境だったかもしれないけれど、波留からすると…。
波留はああいう性格ですから、決して怒っているわけではないと思うのです。
ただ、可南子さんのことを変わらずに愛している。
だから、可南子さんの負担にならないよう、その自分の気持ちを抑え、可南子さんの心の安寧を第一に考えている。
でも、そういう波留でも、自分の関係ないところで、可南子さんが幸せそうだったら、傷つくんですよね。自分がいない方が可南子さんは幸せなんじゃないか…と考えて。
弟くんの言葉もあるから、元彼が、可南子さんを十分幸せにできる人だと思っているし、それが、実際に会ってみると確信に変わった訳でしょ?
可南子さんに怒るどころか、自分が情けないという無力感に襲われたんじゃないかな?
だから、いつもは可南子さんには明るく接している波留だけど、トーンが下がって…。

「否定することないよ」と、言う波留。
どんな思いだったんだろう…。

言われた可南子さん。

自宅に戻った波留は、可南子さんの日記を開きます。
そこには、
波留の大事な時計…。
波留と生母を唯一繋ぐの時計を直したいという可南子さんの思いが綴られていました。
今は、その時の気持ちを思い出せない可南子さん…(涙)。
(竹野内さんのお膝に座っている可南子さん。演技とは言え、「ちっ!和久井さんたら…」と、嫉妬したことは内緒です。)

第3話で、お父さんは「波留は人に気を遣われることの苦しみを一番分かっている」と話していました。でも、波留自身が一番周りに気を遣っていると、つくづく感じた第5話でした。
波留は、養子として宮本家に引き取られてから、ずっとそういう風に生きてきたのかな…。あんなに深い愛情を注がれて育っても、波留の心には溶けない思いがあるのかもしれない…。
今回の救いもお父さん。
波留を気遣ってのメール。
父親の深くて静かな愛情を感じ、観ていてホッとします。
でも、お父さん、病気を抱えているみたいですね…。
物語も折り返し地点。
どんな風な展開になるのか…ドキドキです。
視聴率という数字に脅かされることなく、これまで通り、丁寧に波留や波留の周りの人の生き様を丁寧に描いてほしいな…と思っています。