桐谷健太さんの想い2012/01/04 13時47分

今日、桐友さんから教えていただいた記事(東日本大震災 426桐谷健太)、読んで胸が熱くなりました。
高橋さんは
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9ヶ月以上経って
まだチャンと気にかけてくれている
ってのが本当に嬉しかった

その気持ちだけで
頑張る気になれるよねッ!
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と、書かれています。
本当にその通りだと思います。
桐谷さんがいつも仰っている
忘れないこと、無関心にならないこと
この言葉は、当たり前のことであって、
かつ、それを自らが実践するのはとても難しいことだと思います。
そして、この言葉こそが、阪神を経験している者の願いでもあり、東北の人たちへの想いでもあると思います。
阪神大震災の時、
少しずつ日常を取り戻そうと皆がそれぞれ踏ん張っている時、
3月20日朝、地下鉄サリン事件が起きました。
以後、日本のメディアが取り上げるニュースはその事件一色になりました。
当時、ボストンに住んでいた友だちは、国際電話で何度も
「日本のテレビ局は震災関連のニュースを流さないけど、どうなっているの?」と、聞いてきました。
そして、ただ一人、行方がつかめなかった友だちの安否をCNNニュースを通して、私たちが知ることができたのもその頃でした。
仕事をしていて、ニュースや情報番組をつぶさに見る時間がなかったとはいえ、
日本にいる私たちが、ボストンからの連絡で知った…皮肉なことです。
同時に、時間の経過にもかかわらず、また、それ以降の大きなニュースがあるにもかかわらず、
震災のことを丁寧に取材していた海外メディアの姿勢に感動を覚えたものです。
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桐谷さんの話に戻って…。
私は、3月の震災以降、芸能界にいる方は何を発信しているのだろう…と、
時々ブログを検索していました。
そして、偶然ホットロード通信の桐谷さんの記事を読みました。
3月11日の記事はおそらく、震災前に書かれたと思われますが、
3月14日・15日・18日の記事に心が揺さぶられました。
桐谷さんは
俺が被災地の人たちにできることは限られているかもしれないけど。
……(略)……
次は節電。
俺は昼、家にいる時は明かりはつけないですし、夜もなるべくひとつの明かりで過ごしてます。テレビを観る時はテレビの光で十分やし、電気は消します。
あと、エアコンも全くつけずダウンジャケットを家の中で着て生活してます。
被災地の人に比べたら、こんなことさえ贅沢すぎるから。
あと節水も。
まだまだやれることは何かないかと探しています。
でも、ここに書いたことは、あくまで、今、俺にやれることやから、皆さんは皆さんのやれることを見つけてください。
(ホットロード通信記事より抜粋して転載)
と、記していました。

この記事を読んで、桐谷さんの持っている当たり前の感覚に感動しました。
芸能界に身を置きながら、
このような当たり前の感覚を持ち、
自分の言葉で発信できる俳優さんはそんな多くないと思います。
しかも、自分がやっていることを押しつけないで、「皆さんは皆さんのやれることを見つけてください」という言葉。

桐谷さんの人間性に脱帽した日でした。
そして、私の心も少し軽くなりました。
自分のできることをやって、被災された方々への想いを繋ごう…と思えた日でもありました。

また、桐谷さんは

心でしっかり彼らを思って、行動して、そして堂々と笑顔でいること。決して暗く後ろ向きにならないこと。

普段通りに生活すること。自分の持ち場を離れないこと。

休める時は休んで、やるときは全力でやる。
そして明るく元気でいる。
まだまだ先は長い。

と、発信していました。
どれも、当たり前のことであり、心にしみる言葉です。

そして、今日、今も桐谷さんの心が被災された方へ向けられていることを知って、
ますます桐谷さんの人柄に惚れました(笑)!!

心あたたまる記事を教えて下さった桐友さんに感謝です。

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