新聞記事&『もう一度君に、プロポーズ』第4話2012/05/20 10時23分

こんにちは♪
久々の更新です(汗)。
忙しくしていて、新聞の記者レビューに『もう一度君に、プロポーズ』があることに昨日気づきました。
今日は、この新聞記事の紹介から…。
       (朝日新聞:2012年4月18日朝刊)

記者さんのこのレビュー、とっても共感できて、嬉しかったです♪
ファンの欲目かもしれないけれど、
本当に、視聴率では計れない素敵なドラマだと思います。
「答えが見えない。そこがおもしろい」。同感です。
すべての視聴者に受け入れられなくていい。分かる人に分かればいい…そう思います。

この記事を紹介したら、ある竹友さんが「2人を見ていると、近くにいる人を大切にできる人間になりたいって思います」と、レスをくださいました。
素敵な竹友さん♪ ドラマを観て、こんな風に作り手のメッセージをキャッチできる竹友さんと交流させていただけて、とても嬉しいです☆☆☆
心がほっこりしました~☆
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さて、ずいぶん時間が経ってしまいましたが、
第4話のお話を振り返ります。
もちろん、波留中心で(笑)。

思わず可南子さんをハグした波留。
拒絶した可南子さん…。
微妙な雰囲気だった波留と可南子さん。
そんなときに、蓮沼さんが姪っ子のお子さんを連れてやってきます。
一晩、預かってほしい…と、無茶振り。
蓮沼さんは波留の事情を知りませんから、「練習になるから…」なんて言います。
この子役さん☆可愛かったですね。
健吾と梨沙の子ども役を鈴木福くんとやってほしいです。


子どもの相手をする可南子さんを見つめる波留。
ここにも自分の知らない、波留が理解していなかった可南子さんの顔がありました。

可南子さんを見つめながら、波留は、かつて二人で「子ども」のことを話していた時のことを思い出します。

翌日、波留の状況を知ったミズシマオートの皆さんが、波留を元気づけるためにやってきます。
たこ焼きパーティー(笑)。
善意の塊のような皆さんが波留の携帯を取り上げて、可南子さんに電話をする場面はハラハラ・ドキドキ。
そして、最後に社長が話して、じゃあ…と言って切った携帯を波留に渡したときは、唖然とし、そして笑えました。
いい味出しています、光石さん♪

ミズシマオートの皆が帰った後、可南子さんの日記を読みながら、二人で「子ども」のことを話した時のことを思い出す波留。
「もう少し二人がいい」と言う波留に可南子さんは複雑な表情を見せながらも「そうだね」と、応えます。
当時の可南子さんの心中を推し量ることのなかった波留。
可南子さんは、波留の育ってきた過程に思いを馳せ、波留にとっては「親になる」ことは特別なことだろうから、もう少し待ってみる…と自分自身に言い聞かせていました。

このドラマ、こういう描写が深いな…と思います。

それにしても、この回想シーンの二人…。
素敵すぎます竹野内波留さん☆☆☆
肩を抱いた手が頭に…もう萌えポイント全開です。
竹野内さんに頭を撫で撫でしてもらいたい…と、妄想したのは内緒です(笑)。

複雑な表情で波留を見つめる可南子さん。

可南子さんの気持ちを何も分かっていなかったな…と、思いながら眠りについて波留。
翌日、お父さんがなんの前触れもなくやってきます。

無理矢理お父さんにバッティングセンターに誘われ、
バッドを振りながら、聞こえてくるお父さんの言葉がストンと心に落ち、
「悩みに行ってくる」と、言い残して映画館へ。
見送るお父さんの表情がまた素敵です。
ホントに、このドラマの小野寺さんの演技は秀逸です。
世間では和久井さんの演技の評価が高いようですが、
kinako的№1は波留、そして、小野寺さんですね(キッパリ↑)

映画館で出会った二人。
二人とも映画を観ながら寝てしまい、ラストシーンは観ていません。

コーヒーを飲みながら語る二人。
このシーンがなかなか良かったですね。
可南子さんも堅さが取れ、
波留の笑顔も話し方も自然でした。

そして、可南子さんは言います。
どうして趣味じゃない映画を観たがっていたのか…。
本当はどの映画でも良かったんだ。
一緒に行きたかったんだ…と。
そして、当時の自分が考えていたことが分かっただけでも、少し、前に進んでいる気がして嬉しいと。
可南子さんの話を聞きながら、「前に進んでいるよ」と、力強く応える波留。
二人の時計が少し、前に進んだ気がしました。

じゃあ…と言って別々の場所に帰っていく二人。
前の会話で、少し前に進んだ気がしただけに切なかった。
そして、別の場所に帰っていく波留の背中を見つめる可南子さん。
初めてじゃないかな?可南子さんが波留の背中を見送るのは…。
いいシーンでした。

(それにしても可南子さんは赤とかブルーとかはっきりした色のお洋服を着ていますね。若い梨沙は役柄もあってか抑えた色の洋服が多かったです。やはり、年齢を重ねると、洋服の色選びにも工夫されているのですね)


で、ほんわかした気分を打ち消すような第4話のラスト。
弟くんよ、何を言い出すの!!
山本裕典さんがマジで嫌いになりそうなシーンでした。
はい、演技だということ、そういう役なんだ…ということは分かっています(笑)。
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余談ですが、谷村のお母さんが、毎月裕樹が家に入れる生活費を貯金している姿。
梨沙を思い出しました。
金額は全然違いますが…(笑)。

さみしくない大人なんかいない2012/03/22 23時30分

『最後から二番目の恋』、心あたたまるドラマでしたね♪
最終話だけ、リアルタイムで視聴しました。
楽しくて☆そして…その言葉の深さにドキッとなったり。

長倉家のBBQに招かれた千明さん。
そのシーンは、なぜか切なかったな。

人生って自分の未来に恋することなのかもしれない

そういう人生にしたいものですね…。

ペンギン歩きの千明さん。

駅に向かう千明さんに、
「江ノ島水族館はこっちですよ」と、呼び止める和平さん。
このドラマを観て、中井さんって凄い役者さん…と、再確認しました。

きれいで男前な千明さんな小泉今日子さん。

亡くなった奥さんが好きだった場所でのBBQ。
見晴らしのいい場所に桜貝をそっと置く和平さん。



内田有紀さんがこのような役をされるとは思っていませんでした。

またまた、言いあって「突っかかりポイント」なる言葉を生みました~☆
この言葉、使わせていただきます(笑)。

長倉家の人々を見つめる千明さん。




淋しくない大人なんかいない
人生がいつか終わってしまうことに
大人は気づいているから

その終わりは誰とも分かち合えないから
だから 楽しいときには 思いっ切り笑いたい

悲しいときにも 思いっきり泣きたい

どちらも大切な時間だから

淋しくない大人なんかいない

だからこそ淋しさを埋めるために
恋をするのは やめよう

恋がなくったって
素敵な人生は 絶対にあるはずだ

月並みな言葉だけど
前を向こう
ちゃんと生きてることが
一番 大事なんだ
そう思う

人生って自分の未来に恋することなのかもしれない
自分の未来に恋していれば
きっと 楽しく 生きていける

46歳 独身
人生へのまだ恋も 終わらない

もし これから誰かと恋をするとしたら
それを 「最後の恋」だと思うのはやめよう

次の恋は 最後から二番目の恋だ
そのほうが 人生はファンキーだ
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さすが、岡田惠和さんの脚本です。
心に落ちる言葉の数々。
台本に書かれている台詞を言霊にする中井さん演じる和平さん、小泉さん演じる千明さんが素敵でした。

実のところ、忙しくて全話観ていないので、録画しているものを、
5月の連休に、時間が取れれば、第1話からじっくり観たいと思います。
(『最後から二番目の恋』公式サイトも充実していますね♪)

『流れ星』と『JIN-仁-』2011/07/22 19時54分

『流れ星』の世界に触れるまでは、お気に入りだった『JIN-仁-』(2009年10月~12月)。

あまりにも有名な台詞
「神は乗り越えられる試練しか与えない」

写真を埋めようとしている仁の背中を見て咲さんがかけた言葉

「神は乗り越えられる試練しか与えません」

「試練の後には…きっと素敵な未来が」

このシーンは思い出すと、今でも落涙。

もちろん、全話を見終えた今では、完結篇の最終話で、南方仁が咲さんの手紙を読んでいるシーンが一番泣ける…。

全22話を通して、
南方仁の、困難な状況下で葛藤しながらも、医に真摯に向き合うをことを捨てない生き方
仁友堂メンバーの利他的な生き方
江戸の人々のたくましさと笑顔
橘家の家族愛

そして、そして…橘咲さんの「無償の愛」にすっかりはまってしまいました。

「○○先生。改めてここに書き留めさせていただきます。橘咲は
先生をお慕い申しておりました」

美しい日本語が鏤められている『JIN-仁-』

説明台詞で魅せるドラマ『JIN-仁-』

一切の説明台詞を削ぎ落とし、表情や間に魅せられたドラマ『流れ星』

2つは対照的なドラマだけど、
どちらも登場人物が、起こる出来事に誠実に向き合う生き様が描かれている。
そして、「無償の愛」に感動し、心を鷲掴みにされました(笑)。


今クールは、これほどのドラマがなくて残念。

さあ、これから『流れ星』の世界に浸ろう☆

そして、SP&続編の実現を願おう☆

『流れ星』の心打つ台詞は「一緒に帰ろう」。

一緒に帰って行った健吾と梨紗のその後を見たい…と、切に願う。