『激流~私を憶えていますか?~』第3話2013/07/15 09時33分

第3話のタイトルは「転げ落ちる石のように」でした。
ようやく物語り全体が見えてきた感じで、ハラハラ・ドキドキ…。
ハギコーさんの安定の可愛さにキュンキュン(笑)。

さてさて、気になった冒頭シーン。
写真に写っている人物が判明し、美弥のお部屋に呼び出されたハギコーさん。

手伝わすようなことをしてゴメンと美弥に謝ると、
美弥から「自分のためにしていることだから」と返され、複雑な表情のハギコーさん。

ん???
ハギコーさん、スリッパは?
美弥さん、ハギコーさんにスリッパを出してあげてください(笑)。
スーツがいつも似合っているハギコーさんなのに、靴下の足元のユルユル感に萌えました(えっ! 私って変???)

時間をみて「やべっ~」と。
で、美弥さんから「泊まってく?」とサラッと言われて「はぁ?」。
美弥さん「だって明日も早いんでしょ? だったらここで寝ていけばいいじゃん。シャワーとか使っていいし、うちお風呂広いからさ~」と、あくまでもハギコーは同級生、男じゃないよという感じがありあり。← いいのかよくないのか。
ハギコーさん戸惑いながらうわずったお声で
「いやいやいや、だって、そんなオレ、女の子の部屋で…」

「うぃ~ いま、女の子って言った!?」
「うぃ~って」
テンションが上がった美弥さん、これまでの尖った感を一気に消し去るような可愛い目をして、ハギコーさんに抱きついちゃったよ(-_-)
美弥さんにギュッとされて嬉しそうなハギコーさん。← またまた美弥に嫉妬しちゃったよ(笑)。

で、ハッと見つめ合って「帰るよ、ありがとう」と言うハギコーさんの言い方・お声・表情がとても男前過ぎて、素敵可愛かったですね~☆
(ハギコーさんの「帰るよ」の一言にホッとしたことは内緒です(笑))

捜査会議中のハギコーさんの男前な横顔。
あれ?佐分利刑事、こんなに髪が短かったっけ?

第3話で一番心に残ったシーンはサバの部屋での二人のシーンでした。
支店前でティッシュ配ってるサバを見かけて声をかけるハギコーさん。
サバから話したいことがあると持ちかけられます。

サバのお部屋で鉄道模型にテンション上がる元鉄道オタクの二人。


久しぶりにサバと模型で戯れながらもその表情は複雑です。
確かにかつては同じ趣味に興じていた二人。

でも、その後は東大進学、本店勤務のエリート銀行員となったサバ
それなのに異動した支店でティッシュを配り、
妻子とも別れ
こうして電車の模型に逃げ込まなければならないサバの心の闇を感じてしまったハギコーさん。
サバを見つめる眼差しが、哀れんでいるものでなく、優しく見守っているかのようで救われました。
今は闇の中を漂っている毎日かも知れないけど、
ハギコーのような友人がいる限り、大丈夫だよ…サバ!!
きっと、中学生の頃のように屈託なく笑える日が来るよ! 来てほしいな。

「ビール飲む?」サバに言われて、飲めないからと断るハギコーさん。
「ハギコーが飲めないなんて思えない。中学の修学旅行のとき……」とサバ。
サバの記憶力の良さには叶わないと言いながら
「じゃちょっとだけ。いつ呼び出しくるかわかんないし」と、真面目刑事・ハギコーさん。
この二人のシーン、いいな。
NHKさん、これからもハギコーとサバメインでお願いします(笑)。

思い出したという冬葉のエピソードを話し終え、ふと本音を漏らすサバ。
この時、サバの足裏にあのしつこい留美のピアスが刺さっていた…それをカメラが写すのですが、これからサバに起こる出来事を暗示しているかのようで、背筋が凍りました。

目撃情報が寄せられ、動き出す捜査陣。
そんなところに、美弥から電話がかかってきます。
男前刑事ハギコーさんの3連写。

ラストのシーン。
大林が殺されたというニースが映し出され、
それを見つめる5人5様
(サンクマさんとサバは仲良く朝食中でニュースを見ていませんが…)

ハギコーさんは署で…。
こんなハギコーさんを見せられては、またまた妄想が豊かになりすぎます(笑)。

この前、女子3人にシンパシーを感じられない……などと書きましたが、
今回、美弥の良さに気づくことができました(← 遅い?)
言いたいことはズバズバ言うし、口調もトゲがあるけれど、
でも、本当は優しくて思いやりのある人なんだ…と気づきました。
ハギコーも美弥のそういうところに惹かれているのかな……。
貴子さんの欠点も結構見抜いていて、貴子さんの身勝手な行動に腹を立てながらも、やはり同級生御堂原貴子さんが心配でならない。
タクシーを降りて後を着けちゃいましたね。
そして、ホテルから帰ろうとした貴子さんと鉢合わせ。
この時の国仲さんの貴子な目、怖かった(-_-)
賀来千香子さんが時折見せる毛利加奈子の目も怖いけど…。
女優さんって、凄いですね。

離婚に左遷と激流の渦に巻き込まれているサンクマさんが、
つい寂しくなってかつての憧れの人=鯖島豊くんに絡んでしまう気持ちもわからなくはないけど……。
意に沿わない部署であっても、サンクマさんには胸を張ってお仕事をしてほしいな。

自身の35歳の頃を思い出しますが、
35歳って実に厳しい年齢なのですよね……。
過去からのEメールをきっかけに集った5人。
物語は明日で折り返し。
もがきながらも懸命に生きている・生きようとしている5人をこれからも応援したいな。