むりやり☆summer vacation 4 Strasbourg2011/08/21 15時38分

本日も快晴。
Alsaceの空はどこまでも青い。同じ青空でもこの澄み切った青空は格別です。大阪の空とはどこか違う…。
ドイツとの国境近くにあり、仏独間の抗争に翻弄されてきたStrasbourg。木骨組みの建物、名物料理のシュークルートなどに、ドイツ文化の影響が見られます。

フランスとドイツの狭間で幾度も揺れ動いたアルザス地方。このような歴史を踏まえ、「ヨーロッパの平和は独仏の和解から」という考えのもと、1949年に欧州評議会がストラスブールにおかれました。
車窓より、欧州連合議会のビルをパチリ。

街を流れるイル河の本流と支流に囲まれた旧市街は、独特の街並みを守っていて、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
中世の街並みが残る旧市街のLA PETITE FRANCE。
かつては豊富な水を利用した革なめし職人や漁師などが住んでいた地域。
川沿いにアルザス特有の木組みの家が立ち並び、運河に映る姿が綺麗です。
この風景に出会いたくてはるばる来ました…。


川面に映る姿が本当に美しい…。





ヴォージュ山から切り出した赤色砂岩で造られたというノートルダム大聖堂。
250年の年月をかけて建造されたそうです。
天に突き上げるように立つ大聖堂はゴシックの最高傑作の一つと言われています。
レースのように繊細な彫刻でびっしりと覆われた壁。



仕掛け人形がある天文時計。
13~14世紀当時の輝きをそのまま残しているステンドグラス。

333段の螺旋階段を上った展望台からの眺め。


イル側の遊覧船に乗って川面から見る街も格別でした。
……確かに「格別」でしたが、この日の真夏が戻ってきたかのような日差しのもと、「拷問」のようなクルージングでもありました(笑)。
リヨンで太陽さんの洗礼を浴び、日焼け止めの効果もなく、さらに、ここストラスブールで真っ黒になりました(涙)。